オンラインカジノ 違法なの?合法なの!?

著者 佐々木 樹 最終更新日 2023年10月9日

「オンラインカジノは違法なのか?それとも合法なのか?」という疑問は、ネットカジノを始める前に誰もが一度は思うことでしょう。

オンラインカジノ 違法性への結論
  • 日本の法律上、オンラインカジノはグレーゾーン(合法・違法のどちらにもあたらない)
  • 安カジが紹介するオンラインカジノは、安心してプレイできるサイトのみ

警視庁がオンラインカジノは違法と発表?!

最近、「日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪」と警視庁が発表したことから、オンラインカジノ 違法性へが再び議論に!

ただし、上記発表は法的根拠が明確に示されていない、検挙数は日本国内の賭博店を利用したものである、過去のオンラインカジノ利用において検挙されたケースは不起訴になっているなどから、現時点でオンラインカジノの利用が日本の法律のグレーゾーンにあることへの理解に変わりないと言われています。

山口県阿武町の給付金誤送事件が証明

2022年4月、山口県阿武町から誤って送金されたコロナ給付金4,630万円をネットカジノで使い果たした同県在住の男性は、海外に拠点を置くオンラインカジノを利用した賭博罪ではなく、電子計算機使用詐欺で起訴された後、2022年9月に和解が成立されています。

これらを裏付ける詳細を、最新情報を交えて徹底検証していきます。まずは、安心してプレイできるオンラインカジノランキングから見ていきましょう。

警視庁がオンラインカジノは違法と断言?!その真相は?!

警視庁が「日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪」と近日発表したことから、オンラインカジノ 違法性に関する話題が再度注目を集めています(警視庁公式ウェブページ)。

警視庁の同ウェブページでは、「オンラインカジノを自宅等で利用した賭博事犯の検挙事例」を2つ詳細を伏せて紹介していますが、後ほどご紹介するスマートライブ事件のことと思われます。同事件では、検挙されたものの、不起訴処分となり、事実上日本の法律がオンラインカジノを裁けないことを決定づけるものとなりました。

かつ、警視庁の同ウェブページには、違法を裏付ける法的根拠が明確に提示されていない、そして「オンラインカジノに係る賭博事犯の取締り状況」として検挙されたケースはすべて日本国内にある賭博店において行われたものであることから、現時点でオンラインカジノの利用が日本の法律のグレーゾーンにあることへの理解に変わりないと言われています。

では、なぜオンラインカジノの利用がグレーゾーンといわれるのか、法律面から詳しく検証していきましょう。

オンラインカジノを取り締まる日本の法律

オンラインカジノ 違法

「日本 カジノ なぜダメなの?」「日本 カジノ 違法 理由は?」と思われる方も多いことでしょう。

結論、現在の日本の法律は、海外で運営されている合法オンラインカジノを裁けません

ネットギャンブル 違法性を検証する上で、海外カジノ オンラインサイトを取り締まる日本の法律として、ギャンブル(賭博行為)を規制する刑法が考えられます。刑法に記載されている実際の賭博罪に関する文面を見てみましょう:

賭博罪に関する刑法

第185条 賭と博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭かけたにとどまるときは、この限りでない。

第186条 常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。

出典:明治四十年法律第四十五号 刑法

刑法第185条・186条は、日本ではオンラインカジノのプレイヤー側(賭と博をした者)もオンラインカジノ運営者側(賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者)も処罰されることが明記されています。

しかし、日本の法律は日本国内の領土全域にのみその効力が及ぶという原則があります。

したがって、海外に拠点を置き、その国の法律に沿って合法に運営されているオンラインカジノを日本国内で楽しむこと自体は日本の法律で裁けないため、違法にあたらないという結論に至ります。

世間一般で、オンラインカジノが「グレーゾーン」とされる背景もこれで納得できます。

オンラインカジノ 過去に実際にあった逮捕例

実際に過去にあったネットカジノ違法性に関する摘発の例を見ながら、オンカジ 違法性・合法性をさらに解説していきます。

オンラインカジノ 逮捕例 ①:NetBanQ事件(2016年2月)

NetBanQ事件は、NetBanQと呼ばれる国内入出金口座サービスを運営し、客に賭博させたとして容疑者が逮捕された事件です。

サービスを利用してネットカジノへ入出金したプレイヤーも家宅捜索を受けましたが、逮捕には至りませんでした。

NetBanQ事件のポイント
  • 日本国内でオンラインカジノ決済サービスを運営していた
  • プレイヤーは家宅捜索を受けたものの、逮捕例なし

オンラインカジノ 逮捕例 ②:スマートライブ事件(2016年3月)

スマートライブ事件は、イギリスの公式ライセンス取得のもと合法に運営していたスマートライブカジノが、日本国内での数人のプレイヤーの逮捕をきっかけにライセンスを剥奪され、倒産に至った事件です。

ほとんどのプレイヤーは罰金刑を受け入れ、裁判を行うことなく釈放となりました。

しかし、罰金刑を受け入れず、裁判で戦う意志を見せた一人のプレイヤーは最終的に不起訴処分にされています。不起訴処分は、検察側が裁判で審理にかけて有罪に持ち込める可能性が低いと判断する場合が多く、つまり「無罪放免」とほぼ等しいのです。

このどんでん返しの勝利は、日本の法律が日本で海外オンラインカジノを楽しむことを裁けないと裏付けた事件でした。

スマートライブ事件のポイント
  • カジノ運営側が日本人プレイヤーのみをターゲットしているとみなされた
  • プレイヤーが個人情報をネットで公開していたことから身元確認につながった
  • 罪を受け入れたプレイヤーは、罰金を支払って釈放された(略式起訴)

オンラインカジノ 逮捕例 ③:ドリームカジノ事件(2016年6月)

ドリームカジノ事件は、運営会社が拠点を偽り、役員数名が逮捕された事件です。

ドリームカジノは、公式サイトにオランダ領キュラソー島に拠点を置くLeisure and Entertainment N.V.社運営と記載していたものの、実際は大阪市のとある企業が運営していたことが判明し、事件に至りました。

これは経営側の虚偽なので、それを知らずに日本国内でドリームカジノを利用していたプレイヤーの逮捕には至りませんでした。

ドリームカジノ事件のポイント
  • 実質的なカジノ運営は国内企業が行っていた
  • 国内で賭博場を開場したことが刑法に触れ、会社役員が逮捕された
  • プレイヤーへの任意の聞き込みはあったものの、逮捕例はなし

これら過去の事例から見ても、日本国内での海外オンラインカジノ利用については裁判の事例もなく、裁く法律もないことが分かります。

海外カジノサイトに記載されている規約に反することなく利用するのであれば、日本からでも安心してプレイを楽しむことができます。

安全なオンラインカジノ選びの重要性

安全にオンラインカジノを楽しむには、信頼性の高いカジノサイトを慎重に選ぶことが第一ステップとなります。特に、毎年たくさん登場してくる最新 オンラインカジノを選ぶ際は注意が必要です。

誰だって、闇カジノや裏カジノにひっかかりたくないですよね。トラブルに巻き込まれないよう、自分でできる対策はきちんと行っていくのが賢いオンカジプレイヤーです。

ネットカジノ違法性に関する過去の事件に基づき、安全なオンラインカジノ選びのポイントをまとめました。

チェックポイントでネットカジノの違法性を見極める!

  1. カジノサイトが信頼の高い公式ライセンスを取得している
  2. カジノサイトが海外に拠点を置いている
  3. オンラインカジノが日本人専用テーブルを設けていたらNG
  4. 登録するアカウント名に本名や個人情報を入れない
  5. カジノのチャットに書き込む際は匿名にし、個人情報の扱いに気をつける
  6. 自分のプレイ内容やスクショをブログSNSで公開しない
  7. 賭けた金額賞金額について、周囲に明かさない

安カジでは、おすすめカジノはもちろん、匿名性からセキュリティが高い仮想通貨カジノ、あまり「おススメできない」と判断したカジノや「営業停止」となったカジノについてもご紹介していますので、ぜひご参考ください。

大手オンラインカジノに聞く!カジノ違法疑惑の真相は?!

オンラインカジノ 違法大手カジノサイト5社に問い合わせ、オンカジ 違法性についてカスタマーサポートから直接回答をもらいました。

「オンラインカジノは日本でプレイしても違法ではないんですか?」という率直な質問にも、親切に対応していただきました。

回答をもらったのは、以下の人気オンラインカジノ3社です:

  1. ベラジョン
  2. カジノシークレット
  3. Kakeyoカジノ
オンラインカジノ 違法 - ベラジョンカジノ
ベラジョンカジノ

「ベラジョンでは、最終的にはプレイヤー様ご自身のご決断を尊重いたします」

ゲーミングライセンスとサイト運営ライセンスの説明をいただいた後、このようにまとめられました。安全性については公式ライセンスやセキュリティ体制など共有できる情報がありますが、日本国内でのオンラインカジノ使用はグレーゾーンであることを覚えていてください、というスタンスでした。

オンラインカジノ 違法 - カジノシークレット
カジノシークレット

「利用規約をよろしければ参考にしていただければ幸いです」

個人ごとへの説明はなく、詳細の記載がある利用規約のリンクをいただきました。規約内4.14には「ユーザーによる当サイトの使用がいかなる管轄区域においても合法であることを一切保証しません」と記述があり、カジノ側は公式に合法・非合法についてはグレーゾーンであることを表しています。

オンラインカジノ 違法 - カケヨカジノ
Kakeyoカジノ

「一言に違法であるとは言い切れなく、多くの海外オンラインカジノ企業は公式ライセンスを保有のもと、日本市場に進出しています。日本語アフィリエイトサイトをご確認ください。」

オンラインカジノの違法性に関しては、現在の法律に基づくとグレーゾーンであること、公式ライセンスを保有していることをしっかりと説明してもらえました。そのうえKakeyoカスタマーサポートの方も、安カジのようなアフィリエイトサイトで説明を読んでくださいとまでおっしゃってくださいました!

このように、大手カジノサイトでも、オンカジの違法性への回答や対応はさまざま。

どのカジノサイトも、海外政府がライセンスを発行し、定期的な監査や規制が行われているを公表しています。ただ、オンラインカジノ 合法性についてはそれぞれ説明がある場合と、プレイヤー自身の決定を尊重するとの返答がありました。

この背景には、海外オンラインカジノを直接取り締まる法律が日本国内にないことが挙げられますね。

【番外編】パチンコや競馬は違法ギャンブルじゃないの?

オンラインカジノの違法性疑惑に関連して、「パチンコや競馬もギャンブルだから違法じゃないの?」と不思議に思う方もいるかもしれません。

実は、日本には「公営ギャンブル(公営賭博)」、つまり合法ギャンブルが存在します。競馬や競輪、競艇、オートレース、宝くじ、LOTOなどがそれにあたるため、競馬は日本で合法に楽しめるギャンブルなのです。

一方、パチンコやパチスロなどは、刑法185条・186条に基づくと一見違法行為のような気がします。しかし、パチンコは「三店方式」によって法律のグレーゾーンの立場を達成しています。

パチンコでの勝ち分は、パチンコ店とプレイヤー間のみの直接やりとりだけでは実現されません。パチンコ店・景品交換所・景品問屋の3業者が関わるシステムこそが、違法性が問われにくい仕組みを築いているのです。

パチンコの三店方式のからくり
  1. プレイヤーが、パチンコ店から現金でなく景品を受けとる
  2. 景品交換所が、プレイヤーから景品を買い取り換金する
  3. 景品問屋がパチンコ屋に景品を卸す

明らかに立派な現金交換が行われていますが、一度「景品」を挟み、違う業者が入ることで、罪に問われないという仕組みとなり、パチンコビジネスは長年続いてきています。

カジノ法案の影響&オンラインカジノ 合法性のこれから

IR施設-違法-合法統合型リゾート(IR)整備推進法案(通称:カジノ法案)は、2016年12月に正式に成立した、日本国内にカジノ施設を含む複合型リゾート(IR)を設置する法案です。

実際のところ、この画期的なカジノ法案はあくまでランドカジノ施設の建設を示唆しており、オンラインカジノへの直接的な影響はありません。

しかし、モナコやアメリカをはじめ、カジノが合法の海外諸国では、ランドカジノとオンラインカジノの関係性が近いことから、日本でも今後このカジノ法案が前進するにつれてネットカジノへの対応も少しずつ進んでいくと考えられます。

日本でのランドカジノ解禁によって、オンラインカジノの日本国内合法化に吉とでるか凶と出るか、今後の進展に注目したいですね!

カジノ法案成立によるパチンコ業界への影響は?

ちなみに、カジノ法案成立は、今後のパチンコ業界の発展におけるビッグチャンスとの期待も。

日本国内で統合型リゾート施設の建設・運営が始まる際、パチンコ業界もIR施設開発の主要メンバーになることは間違いないとうわさされています。

日本のパチンコ業界は、すでに海外のIR施設の建設や開発に積極的に資金援助しています。国内でIR施設の建設となれば、出資しないことは考えられませんね。

カジノ法案は、これから候補地、入場料の設定(更新:2018年4月に6,000円と決定済)などの話し合いが予定されています。

そんな中、2019年12月には自民党の秋元衆院議員がIR法案を巡って収賄容疑で逮捕されるなど、まだまだ課題は多く残っているといえそうです。

何はともあれ、いつ何時でも、オンラインカジノ 安全なサイトを見極め、選ぶことの重要性には変わりなさそうですね。

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安カジ厳選のオンラインカジノは、違法サイトではありません。したがって、初心者から上級者プレイヤーまで安心してプレイを楽しむことができます。

これらのオンラインカジノが日本で違法にあたらない理由は、海外の政府が発行したオンラインカジノ ライセンス(運営許可書)を取得のもと、海外を拠点に合法で運営されているためです。ポイントは、サーバー設定および決済も、すべて日本国外で行われていること。

日本には、海外に拠点を置く合法オンラインカジノでプレイすることを禁ずる法律が存在しません。したがって、日本国内から海外カジノサイトにアクセスして楽しむことは、違法行為にはあたらないというわけです。

まとめ

現在の日本の法律によると、オンラインカジノは「グレーゾーン」という違法・合法どちらでもない立ち位置であることを検証しました。

最終的にはプレイヤーのみなさんの判断に委ねられますが、現状、海外に拠点を置く公式ライセンス付きの合法オンラインカジノを日本国内からプレイすることは、日本の法律のグレーゾーンにあると解釈されるのが一般的です。

過去に実際にあった逮捕例を踏まえ、信頼性の高い安全なオンカジを慎重に選ぶポイントもご紹介しました。ぜひ、安全なサイトで最高のオンカジ体験を得る参考にしてください。

オンラインカジノの違法性
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よくある質問

安全にプレイできるカジノサイトは?

安全にプレイできるカジノサイトは、当ページのオンラインカジノ ランキングでご紹介しています。ランクインしたすべてのカジノは、海外拠点・政府からの公式ライセンス付き合法カジノで安心です。

オンラインカジノは違法なの?

厳密には、オンラインカジノは違法にも合法にもあたらないグレーゾーンにあります。オンラインカジノを取り締まる日本の法律について解説していますので、ぜひご参考ください。

オンラインカジノ 逮捕者が出たって本当?

オンラインカジノ利用・運営に関連して過去に逮捕者が出たことは事実です。ただし、スマートライブ事件では、最終的にプレイヤーの一人が不起訴処分(事実上の無罪放免)を勝ち取りました。当ページでは、各事例から逮捕に至った背景・オンカジ違法性のポイントを検証しています。

違法 カジノの見つけ方は?

違法 カジノを見つけ方は、安全なオンラインカジノ選びの重要性でご紹介しています。まずは、サイトの運営元の拠点が日本国外であること、信頼性の高いライセンスを取得しているか否かに注意しましょう。

カジノ法案成立によるオンラインカジノへの影響は?

2016年12月に成立したカジノ法案(正式名称:統合型リゾート(IR)整備推進法案)によって、事実上ランドカジノが解禁となりました。これに派生して、オンラインカジノの合法化と同時にオンラインカジノ違法性への心配の払拭への期待が高まっています。

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